銀牙―流れ星銀―(14)

壮絶な戦いの末、銀の「絶 天狼抜刀牙」が赤カブトに止めを刺した。
だが、リキ、赤虎などの多くの仲間も赤カブトらの爪牙にかかり、息絶えていった。
リキは死の間際、「絶 天狼抜刀牙」を二度と使ってはならないという言葉を銀に残していったが…。
赤カブトを倒しひとときの平和の中、ビル、白狼、ベムらが狼たちの爪牙にかかり、クロスと子供たちが連れ去られた。
銀たちはクロスたちを助け出すため、狼たちが潜む富士の樹海に踏み込んだ。
明かされた狼一族の目的とは、銀の存在そのものだった…!狼一族の一人・烈牙は、銀を狼の血を引く八犬士であると見込んだが、他の狼一族らは納得せず、様々な新手で銀の力を試す。
銀たちの激闘が続く中、烈牙、その父風牙が奥羽軍団についた。
そんな中、夢幻と呼ばれる新たな影が――。
次々と魔宮の番士を倒し、霊魔将軍の前に迫った銀たちを、霊魔は天狼星八犬士と認めた。
宮殿を潰そうとする皇帝ガイアの放った刺客が迫りつつあると知った霊魔は、奪われた王国奪還の悲願を銀たちに明かす。
帝国の刺客を倒した銀たちは、北海道にある帝国へと迫るが…!?帝国の罠にかかり、洞門へと落とされた銀たちの眼前に、真の八犬士を名乗る者達がいた。
それぞれが自らの抜刀牙で相対した闘いの中、真の「絶 天狼抜刀牙」の使い手はひとりであると、かたくなに信じる風牙は、自らの命をかけて、銀を立ち上がらせる。
最後の戦いが迫っていた!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60019482